障がい者を助けるのではなく、
障がい者が地域やビジネスに貢献する。
国費に頼らず
本当の自立のための仕組みを構築する。
本当に喜んでいただける
障がい者アート活用の商品・サービスの開発と販売を通じて
また障がい者アート活用による商売繁盛作戦の提案を通じて
利益を出し続ける会社を目指す。
いざパラ繁盛企画の挑戦が始まる。
スポーツの祭典オリンピックに対して障がい者のスポーツの祭典パラリンピックがあります。同様に障がい者のアートを「パラアート」と言います。「パラ」とは「パラレル」の「パラ」ですから、「並行してあるもうひとつの」という意味合いがあります。そう、生活スタイルから考え方まで、障がい者は健康な人とは異なる並行なる別の道を歩む存在であるのかもしれません。
別の道?交わることはないのかしら?ユークリッド幾何学では平行線は交わることはありません。しかしアインシュタインが現れるころ、非ユークリッド幾何学が誕生しました。平行線が交わることのある幾何学です。例えば、地球の経線。これは縦線で北極から南極まで並行に引かれていますが、ご存じ、地球は球体ですから、経線は極において交わります。
しかし健常者でありながら障がい者である。両方の人生を生きる人は極稀な存在です。そう「極」なんですよ。みなに極めることを期待することはできないでしょう。それは「酷」なことです。そうではなく、平行線に横線や斜め線を引いてしまいます。
障がい者と健常者を上手につないで障がい者が地域やお商売に貢献する仕組みをつくる。生き方は不器用でも、才能豊かな障がい者はいっぱいいるものです。仕組みがうまく機能すれば、生産性はむしろ上がり、地域経済にプラスの効果を生み出すと考えています。パラ繁盛企画は平行線をつなぐ横線や斜め線でありたいと考えています。
しかし「パラアート」という商標は福祉など人助けを目的とした事業にのみ用いてよいもので、利益を目指す事業では使用できないということで、パラ繁盛企画では、「もうひとつの」繁盛企画という意味を持たせたいと思います。